秋の名曲2
- snb07168
- 10月2日
- 読了時間: 2分
10月に入り秋らしさが増してきましたね。
今回は前回に引き続き秋の名曲についてお話させてください。

ヴィヴァルディの「四季」という曲はご存じですか?
「春」の1楽章がとても有名ですよね。皆さまも1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。「春」が有名なこの「四季」。「秋」を聴いたことはありますか?
実は私、ヴィヴァルディの「四季」の中で1番好きな曲が「秋」なんです。
「秋」について調べてみたので少し紹介させてください。
「四季」は各季節1~3楽章で構成されています。
「秋」の各楽章のテーマは下記の通り。
第1楽章 アレグロ(小作農のダンスと歌)
夏の季節が終わり、嵐の心配もなくなった。
小作農たちが収穫が無事に終わり大騒ぎ。ブドウ酒が惜しげなく注がれる。彼らは、ほっとして眠りに落ちる。
第2楽章 アダージョ・モルト(よっぱらいの居眠り)
大騒ぎは次第に鎮まり、酒はすべての者を無意識のうちに眠りに誘う。
チェンバロのアルペジオに支えられてソロヴァイオリンは眠くなるような長い音を弾く。
第3楽章 アレグロ(狩り)
夜明けに、狩猟者が狩猟の準備のためにホルンを携え、犬を従える。獲物は彼らが追跡している間逃げる。やがて捕まった獲物は傷つき犬と奮闘して息絶える。
こうして紹介文を読むと…最後何とも言えない一文で終わっていますね。
ですが1楽章の収穫を無事に終えた後の大騒ぎの雰囲気、2楽章の眠り、3楽章のホルンのの雰囲気、どの楽章も風景が浮かぶような曲になっています。
この記事を書きながら久しぶりに「秋」を聴いたOでした。
今年の秋はヴィヴァルディの「四季」より「秋」をぶどうジュースなどを飲みながら聴いてみませんか?



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